城願寺本堂左方の 土肥次郎実平(實平)一族の墓所 には、66基の 墓石 があり、嘉元2年(1304)7月の銘のある五層の鎌倉様式の 重層塔 や、永和元年(1375)6月の銘のある 宝筺印塔 をはじめ、塔身が球形をした 五輪塔 などの各種の墓型がそろっています。 このように一墓所に各種の墓型がそろっているのが見られるのは、関東地方ではめずらしく貴重なものです。境内には七騎堂 、 三神仏を祀る 文殊堂 、 釣鐘堂 、 子育て地蔵 、 天然記念物のビャクシン 等がある。 城願寺の ビャクシン (和名:イブキ(ヒノキ科))は、 かながわの名木100選 に選ばれた。 土肥次郎実平(實平) の手植えと伝えられ、幹のねじれが著しく、小枝もよく茂った古木である。 国の天然記念物に指定され樹高20メートル 胸高周囲6.0メートル 樹齢約900年(推定)。 |
雪の城願寺 |
表参道 を登ると 万年山の門を仁王 が守っています。門の奥には お地蔵様があります。 見上げれば天然記念物の ビャクシン の木が来訪者を迎えてくれています。 そのまま参道を登りきると、正面にはもちろん 本堂 があり、右に ビャクシン の木その隣に 七騎堂 その隣に 子育て地蔵 があります。 左手には 釣鐘堂 その隣に 文殊堂 が御座います。 文殊堂 と 釣鐘堂 の間を進むと 土肥一族の墓 にたどり着きます。 土肥一族の墓 は階段を数段登った処にある10坪程度の広さのお墓に 66基 のお墓が並んでいます。 |